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随時所感

2016.03.03

今後は「結婚しろ」発言で騒ぐ必要ナシ

平成28年3月2日、産経新聞記事<引用>

【独身男性市長に「早く結婚を」社民女性市議を戒告 秋田・大館市議会】

元社民党秋田県連副代表の相馬ヱミ子大館市議(67)が市議会で、独身の福原淳嗣市長(48)に対し「未婚の市長とは議論できない。結婚を」と発言し、市議会は1日の本会議で戒告の懲罰を科した。

相馬氏は2月29日の本会議で保育士不足について質問した際、福原市長に対し「まだ結婚もしていなし、子供もいない。これでは同じ土俵で議論できない」「市長にはぜひ、この任期4年間の間に結婚してもらいたい」と述べた。

一部議員が懲罰動議を提出し、懲罰特別委員会が地方自治法が定める「公開の議場における戒告」を可決。本会議で保守系会派や公明、共産などの賛成多数で可決され、議長が戒告文を読み上げた。

相馬氏は「以前の市議会で市長から『お母さん』と呼ばれたこともあり、親心で子育ての重要性を訴えた。結婚は私的なことで、誤解を招く表現だったが、悪意はなく、戒告は納得いかない」と話している。

相馬氏は7期目。平成22年から25年まで社民党県連副代表を務めた。市議会では民主、社民系などでつくる会派「新生クラブ」に所属している。

 

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<所感>

都議会で飛んだ「結婚しろヤジ」の報道に比べて、報道のトーンも含めて世間の取り上げられ方の差が激しすぎる。 ヤジより何よりその世間の反応こそ個人でない全体としての性差別の極みではないだろうか? そもそも、こんな発言(ヤジを含む)で差別だと騒ぐこと自体に馬鹿らしさを感じるが、騒ぐのであれば、首尾一貫せねばなるまい。 言われた対象が、女性なら問題だとバカ騒ぎし、男性ならスルーという身勝手さが気に入らない。これほどの性差別があろうか。金輪際、「結婚しろ」発言で騒ぐ必要ナシ。騒ぐ資格もナイ。

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